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ダイナマイトXとは    ■使用方法    ■特  性    ■試験データ

ダイナマイトXの特性

耐熱性、潤滑性、電気伝導性に優れたグラファイトを使用

自動車のエンジンオイル添加剤には一般に、二硫化モリブデン、テフロンといったものが良く使われております。これらは『固体潤滑剤』の代表的な材料ですが、グラファイトもそのひとつです。固体潤滑剤は摩擦面に潤滑膜を形成して摩擦・磨耗を軽減し、表面損傷を防止します。これらの固体潤滑剤は異方性が強く、特定の結晶面または分子間の結合力が弱く、小さい摩擦係数を与える自己潤滑性を持っています。
これら固体潤滑剤の微粒子がエンジンオイルに添加されると、その自己潤滑性により金属間の摩擦を減少し、エンジンの性能向上、ピストンの損傷防止等に効果があります。
これらの固体潤滑剤で大きく違うのが耐熱温度であり、テフロンは300℃で熱分解し、二硫化モリブデンは350℃、グラファイトは550℃から徐々に酸化します。したがってグラファイトは安価であり、耐熱性の高い素材といえます。
また、グラファイトは電気伝導性が大変優れており、摩擦面に発生する静電気を抑制し、汚れの付着、電気的なノイズを防止します。

スーパーPNCで摩擦面を強力に潤滑コーティング

グラファイトは摩擦面に被膜を形成しますが、エンジン内部の爆発や激しい動きでこの被膜がはがれてしまいます。そのため、一般には「バインダー」と呼ばれる固体潤滑剤を摩擦面に結合させる役目をするものが同時に添加されます。つまり接着剤の役割を行うものです。一般にはフェノール、ポリイミドアミド、エポキシ樹脂等が利用されていますが、耐熱温度が百数十℃までと大変低い温度となっています。そのため、エンジン内のような高温、高荷重など激しい条件の中ではこれらバインダーもその効力を失ってしまいます。
ダイナマイトXの大きな特徴は、このバインダーとしてPure Nano Ceramic (PNC)を使用していることです。
PNCはケイ素を原料とした20nm(ナノメートル、1nmは100万分の1mm、水素原子10個を並べた長さ)の液状セラミックです。様々な無機物質をバインドする能力を有しており、これまで困難とされたグラファイトのバインドを実現しスーパーPNCとなります。そして、スーパーPNCが摩擦面に対して2〜5μm(ミクロン、1μm=1000分の1mm)浸透し、セラミックとグラファイトの被膜を形成します。

ナノサイズのスーパーPNCが摩擦面にすばやく浸透し効果を発揮

スーパーPNCはピストンリング、メタル、シール類の隙間にすばやく浸透し効果を発揮します。そのため即効性があり、軽度の白煙や異音などの症状をは数分で改善される場合があります。重度の症状でも数日走行を繰り返していただくことで安定した効果が得られます。
※旧車など摩擦部のクリアランスが大きい車種は500km程度の走行で効果が安定する場合があります。

スーパーPNCがエンジンオイルを活性化

液状セラミックであるPNCは、遠赤外線を放射しマイナスイオンを放出します。その結果、エンジンオイルを活性化させ、オイル特性の向上、劣化の防止に効果的です。